転職に成功する面接の準備・対策!介護職編

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転職に成功する面接の準備・対策!介護職編

2019/04/26

転職に成功する面接の準備・対策!介護職編

あなたは「転職」についてどのようなイメージを持っていますか?

私自身は、これまで10年以上介護業界に身を置き、介護職として転職してこられる幅広い年代の方を面接した経験があります。今回はたくさんの方を面接してきた中で感じたことをお話しさせていただきます。これから介護職として、介護業界に貢献していただける方々の参考になればとても嬉しく思います。

 

まず、転職するということは、メリットとデメリットの両方があります。これは、介護業界に限らず、どの業界でも同じです。ここで、理解をしておかないといけないのは、前職でできたつながりは完全には捨てられないということです。あなたが思っているよりも「世間は狭い」のです。あなた自身の良い話も、もし悪い話があれば悪い話も広がるということです。

 

ここでは、私の面接官としての経験を踏まえ、“介護職の転職に成功する面接”にスポットをあてて、「介護の転職」というものを考えていきましょう。

 

あなたの考える介護職とは?

「介護職」とは、どんなことをする職業でしょうか?

この質問に答えられる方は、現役の介護職の方でも意外と少ないのではないでしょうか?

 

まずは、「介護職とは何か」について考えてみましょう。

 

もちろん、自分自身で考える「介護職」をしっかりと述べられる方は面接でも問題ないでしょう。しかし、そういった考えを明確に持っていない方もいらっしゃると思います。自分の言葉で介護職とは何かを説明するのが難しい方は、「介護職とは何か」をもう一度考えてみてください。そうすれば、面接時の質問でも困ることは少なくなります。

 

ここで、「介護職とは何か」を考えるうえでのヒントを少し挙げさせていただきます。ぜひ参考にしていただき、面接で活かせるよう、ご自分の考えをまとめてみてください。

 

介護職に必要なものとして、よく言われるのは「福祉に熱意があって、福祉に理解のあること」、「身体の不自由な高齢者や障がい者(児)とのコミュニケーションを取る能力や忍耐力」といったものです。

非常に抽象的な表現ですが、たしかに必要なスキルであることは間違いありません。

ただし、面接で「あなたの考える介護職」について問われて、このように杓子定規にお手本のような答えをする希望者と、自分の考える介護職を自分の言葉でしっかりと伝えられる希望者のどちらが採用されるかは言うまでもないでしょう。

 

面接前に、介護職の採用基準や業界の現状を考えてみましょう!

介護職は、どこの事業所も人員不足です。面接に来ていただいた方はできるだけ採用したいのが本音です。採用基準は決してハードルが高いものではありません。

 

採用してほしいだけであれば、それほど心配することはないかもしれません。

ただ、単純に「介護職の転職」になるか、「成功といえる介護職の転職」になるかは、あなたの考え方次第です。

この記事を読んでくださっている方は「介護職の転職での成功」を目指す方だと思います。単に「介護職での転職」が目的ではないはずです。そのためには、介護職の現状や介護職、介護業界の現状と将来を考えてから面接に臨むことが重要です。

 

では、介護職の現状と将来を考えてみましょう。

 

介護業界は、最近10年前までは民間企業が参入してくることは少ない業界でした。しかし、近年は民間企業が参入してきており、競争が厳しくなってきているのが実情です。

お客様である利用者さんの取り合いもそうですが、人材の取り合いも出てきています。また、報道などではマイナスの面ばかりが目立ちますが、逆に考えると、サービスや人材が充実した事業所は今後も残っていくと考えてください。

 

今までは、介護職で年収1000万円というものは夢のまた夢でした。しかし、これからはそれも夢ではなくなってきています。民間企業と同じ発想で、介護職でも部下を育て上げ、事業拡大を任せていくことができる人材が求められているのです。事業所にとって重要な職務ができる人材には、高額な報酬を与えるという考え方も少しずつ出てきています。

 

介護職の面接で注意事項は?

先ほど、介護職で年収1000万円も夢ではないという話をしましたが、まずは面接を受けて、採用されないことには実現しません。

 

面接では、第一印象が重要であるということは、言うまでもありません。最近では、容姿を見て判断することは減ってきているのが現状ではあります。しかし、第一印象というものは、最低限のマナーを守れるかどうかの重要な判断基準になります。

 

例えば、男性であれば、無精ひげで頭髪が全く整っておらず、服装は私服で面接に来る方の第一印象は面接官にはどう映るでしょうか。仮に、面接時の質疑応答が充実したものであっても、私であれば、不合格にします。

 

第一印象が悪ければ、お客様や取引先に気に入られるのは難しいと思います。

つまり、利用者さん(お客様)に与える印象は当然ながら、対外的な交渉や営業ができるかどうかも面接のときには見られているのです。

 

次に私が面接官として、介護職を採用するときに重視するのは表情です。

緊張するのは当然ですし、表情がいつもよりも固くなるのは理解できます。どうしても緊張して表情が固まってしまう方は、「身振り手振り」を交えて話をしてみてください。

また、面接官が話や質問をしているときには、「うなずき」をしつつ、「前のめりになる」ことも有効です。これは、「あなたの話に興味があります、事業所に魅力があります」といったアピールになります。男性でも女性でも使える技ですので、是非使ってみてください。

 

介護職としての夢はありますか?

面接のときには、自己PRの時間があります。

もちろん、何をPRするかは自由です。今までの経験、自分が自信のあること、家族のことなど、自分が話しやすいことや伝えたいことであれば何でも良いと思います。自分のことを一番アピールできる内容を考えてください。

 

ここで私の面接の経験から、ひとつ例を紹介させていただきます。

 

私が介護職の面接で一番印象に残っている男性のお話です。

その自己PRの内容は「夢」でした。

その男性の年齢は20代後半でした。家族は、奥さんと娘さんがひとり、実家でご両親と同居されていました。

詳細は伏せますが、彼の夢は、高齢者だけでなく、介護が必要な親と障がいを持ったお子さんが一緒に住めるサービスを作っていきたいというものでした。

 

介護職としての将来の展望を語ってくれたその男性は、もちろん採用しました。今後、順調に経験を積んで、夢をかなえてくれることを願っています。

 

人前で、しかも初対面の面接時に、自分の夢を語ることはとても勇気が必要です。しかし、介護職としての夢を語れるということは、採用を検討する事業所にとっては、有望な人材になり得ます。

 

従業員の持っている夢や今後したいことが明確ということは、事業所にとっては事業の可能性を拡げられるチャンスにつながります。

つまり、あなたが採用をお願いする身から、逆に、事業所側から「是非来てほしい」という形に立場が逆転するかもしれません。

 

介護の転職で成功しよう!

当然ですが、面接では様々な質問をされますし、面接官も選ぶことはできません。

 

面接のときだけ自分を良く見せようとすると、どうしても無理が生じてきます。

それを面接官は見抜きます。

仮に、自分を良く見せられたとしても、採用された後が大変しんどくなります。面接の間は耐えられたとしても、採用後にずっと自分をうまく見せることは難しいのです。

 

面接では、普段の自分をそのまま持っていくという感覚が正しいと思います。冒頭で述べましたが、第一印象をまずは意識してください。服装はスーツで、頭髪や爪先は整えて面接に臨みましょう。

 

面接の技術はたくさんありますし、面接のときに何を話すかは自由です。

ただ、面接を受ける会社で自分が何をしたいのかを、しっかりと伝えることを心掛けてください。介護職は将来に渡って必要な人材であり、将来的にもAIがとって代わることはできません。つまり、スキルのある介護職や目標や夢のある介護職は、重宝されるということです。この記事でお伝えできる内容は限られますが、転職するだけでなく、「介護職として成功する転職」につながれば嬉しく思います。

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